ヤブ医者に騙されない良い医者の見分け方!

どうも、夢枕さとしです。

さっそくですが、皆さんなら風邪をひいたり体調不良に陥ったとき、総合病院か専門医のどちらに連れて行きますか?


よほど緊急でない場合を除いて 実際に連れて行くときって結構迷うもんなんです。実はどっちでもいいんですよ。どっちともメリット・デメリットがあって、極論でいうといい先生に診てもらえるところがベストなんです。

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いまや製薬会社と医者が癒着した日本の病院では飲まなくてもいい薬が出され過ぎているという現状です。

患者の無知を利用した金儲けしか考えていない医者が多くなったんですね。


実際、私も微熱・軽いのどの痛みで処方したところ薬を5種類も渡されましたよ。
そもそも薬は毒物ですからあんまり飲まないほうがいいんですよね。
薬が必要な患者もいるが、それ以上に薬に頼らなくてもいいのに薬に頼る患者が多いのも事実でしょう。


「自然が病を治し、医者がその礼をとる医学の父”ヒポクラテスより
古代ギリシャ医師ヒポクラテスの患者に対する医師の行為についての指針を示した『ヒポクラテスの誓い』は医学の歴史を通じて医師の理想に大きな影響を与えているとのこと。


なので、私がかかった診察では先生の「寝たらそのうち治りますから薬は出しませんね」っていう言葉が聞きたかったんですよね。
ということを考えても良い医者というのはひとりひとりに合った治療ができる医者ということになります。




ところで皆さんは ルネ・ラエンネックという人物をご存知でしょうか?
彼は聴診器の発明の貢献者なんですね。

聴診器がない1819年、医師が患者の胸に頭をあてるだけだった時代に、
みずからの聴診器を使って聞こえる胸部の音を分類し、喘息、肺炎、結核などのさまざまな心臓や肺の疾患と結びつけた。

患者が申告する主観的症状から医師が観察するという診断へ変化させた医学歴史に残るひとりです。



私が何が言いたいかというと、
良い医者と悪い医者の見分ける大きなポイントは
聴診器でしっかりと診ているかってところです。

“問診”に時間をかけ、聴診に集中する。その結果、患者に説明し、治療の選択肢を示してくれるかが良い医者であり、
経験不足な医者ほど聴診もおろそかでX線などの最新治療を催促し、問診に時間をかけない。喋りながら聴診器をあてている医者はヤブだ。

昨今なかなか名医は見つけられないのが現実。
内科系の医師に求められるのは画像の分析力および判断力などが主で、かつてのように聴診器と問診、触診だけで患者の病名をたちどころに当てるというような「名人芸」は、発揮されにくくなっているのだ。富家孝の連載BLOG「これでいいのか日本の医療」



皆さんも良い先生に出会えることを切実に願っております。



参考文献:

図説世界を変えた50の医学 (シリーズ知の図書館) 単行本 – 2014/5/23 スーザン オールドリッジ (著), Susan Aldridge (原著), 野口 正雄 (翻訳)

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