そんななか披露宴に参加すると、よく余興ビデオがプロジェクターで再生されています。
これ新郎新婦から頼まれるとついつい意気込んでつくっちゃうんです！
盛り上げるために必死になってみんなで力を合わせてつくっちゃうんです。
……ちょっと待ってくれ。
確かに気持ちが入ってさえいれば余興は何をやってもいい。
でもこれだけは言わせてほしい！
これから余興ビデオやプロフィールビデオ、エンドロールを自作で作ろうとしているあなた、一番大事なのは文字組みです！
えー、そもそも披露宴に参加しているのはなにもあなたたちだけではない。
まったく面識のない人や、ご年配の方が大勢いらっしゃいます。
そんななかで自分勝手なビデオを制作していいのでしょうか？
いいえ、よくないです。
貴重な時間をつまらないビデオに付き合わされるのはごめんです。
まずは披露宴に参加している人の全員が楽しめるように、伝わるようにせめて基本的な文字組みを理解しましょう。
エンドロールを自作するときに気を付けることはたった２つだけ！
●文字組みの手法を「５字取り」にする
テレビなどで最後に流れるロールでもこの手法。
人名は文字数の多い少ないがあるので「５字取り」の手法だと安定して伝わります。
基本的なことなのでこの際覚えちゃいましょう。
「５字取り」の作成方法などコチラのページに詳しく載ってます。
●遠くからでも見えるように書体はゴシック系
上画像のように明朝系の書体で遠くからだと見づらい。
さらにロール（上方向に流れる）だとチラつきが発生して、なおさら。
ゴシック系の書体（太字）だと安定。
遠くの席の方でもよく見える。
どうでしょうか。たった２つのことを気を付けるだけで格段に見やすくなりますよね。
これから自作しようとする方にはぜひ参考にしていただきたいと思います。
エンドロールだけではなく、いろいろな場面でもこういった文字組みを理解することで伝わり方や見え方が全く違ってきますね。